院長の論文の掲載が決定しました!

院長の英語論文がArchives of Osteoporosis に掲載されることになりました。院長の筆頭著者の英語論文は今回が30編目で、骨粗しょう症分野では13編目になります。 今回の論文のテーマは、プラリア®という骨粗しょう症治療薬を中断した時に生じるリバウンド椎体骨折についてです。プラリア®をやめてしばらくすると、背骨に多発骨折が生じることが、2016年に初めて報告されました。リバウンド骨折は稀だと考えられています。ある患者さんが歯科治療に伴い薬剤を中止したところ、背骨の骨が同時に5か所骨折する事態となりました。この患者さんは、骨粗しょう症治療を再開したのですが、それでも1カ月後に次のリバウンド骨折を生じてしまいました。このようなケースは世界で初めてでしたので報告しました。 骨粗しょう症治療薬の一部には抜歯の時に、その部位の治りが悪くなるのではないかと考える論文が2003年に発表されました。その論文をきっかけに、骨粗しょう症治療薬が歯科治療において悪影響を及ぼす可能性を心配され、骨粗しょう症治療を中断することが多くあります。今回の患者さんも同様ですが中断した結果、多発骨折が生じてしまいました。歯科治療に伴う骨粗しょう症の中断は世界中で行われており、その是非については議論があります。骨折の危険性を全く考慮せずに休薬が勧められたり、骨粗しょう症治療自体が危険であるといった事実誤認が一部であり、問題をさらに大きくしています。 当院では医科歯科連携を推進することで、不幸な患者さんを少しでも減らしたいと考えています。

2019.11.21

クリスマス飾り

気が早いかもしれませんが、もうすぐクリスマス!ということで、当院も鮮やかな赤色のポインセチアを飾りました。 来院した際にはぜひクリスマスの雰囲気を感じていただければと思います。

2019.11.18

四日市歯科医師会講演

令和2年2月15日(土) 四日市歯科医師会が開催する、令和2年四日市歯科医師会医科歯科連携に関する会議で院長が講演します。 現在、骨粗しょう症治療に関して、一部の治療薬が歯科治療に与える影響が懸念されています。この問題に対する過剰反応が患者さんの不利益になっている場合もあります。四日市歯科医師会は、この問題を重要視しており、歯科医師と医科医師が知識を共有し、お互いの立場を理解することで患者さんの健康推進が図れるように取り組んでおられます。院長はこの問題について、現在までに判明している知見、医師の立場からの考えを歯科の先生方に伝える予定です。

2019.10.28

森井賞 授賞式

前回のお知らせの通り、院長が森井賞を受賞しましたので、今回はその授賞式の様子をお伝えします。 2019年10月12日神戸国際会議場にて日本骨粗鬆症学会 授賞式が行われました 日本骨粗鬆症学会 竹内靖博理事 遠藤直人評議員 とともに 骨粗しょう症の研究・論文を高く評価して頂き、森井賞を頂けたことは大きな意味を感じております。今回の受賞を励みに、今後も社会貢献できるよう引き続き研究を重ね、精進していきたいと思います。

2019.10.15

求人看板を設置しました

当院の駐車場にスタッフ募集の看板を設置しました。 只今、パート勤務の看護師さんを募集しております! 午後診察時に働ける方歓迎致します。詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。 今後も随時、スタッフさんの募集があれば更新していきます。

2019.10.05