本の紹介です

こんにちは。時々、院内にある本を紹介させていただいています。今回は、「10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉」の紹介です。といってもなかなか10歳の子供が、こういった本を読むことはないと思います。大人の方も楽しめる内容ですので、良ければ読んでいただければと思います。 簡単に内容を紹介します。この本では主に哲学者の言葉を解説しています。“哲学者”と聞くと、難しい内容のように聞こえると思います。タレス、ソクラテス、ヒポクラテス、プラトン、アリストテレスなどの言葉が紹介されています。院長である私も会ったわけではないですが、多分、会ったら、彼らは普通のおじさんだったんだと思います。例えば、ソクラテスなら、「無知の知」、「ただ生きるのではなく、善く生きる」などが紹介されています。私は、高校生の時に社会は、“倫理政経”を選択していました。“倫理”では、偉人の考え方をしばしば習います。私が特に記憶しているのはパスカルという人です。パスカルは、「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦に過ぎない。しかしそれは考える葦である」という言葉を「パンセ」という本の冒頭に書いています。高校生の頃に、何とも言えない衝撃を覚えました。パスカルや“倫理“という教科の勉強が、私の人生にどのような影響を与えたのか全く分かりませんが、今でも記憶しています。ちなみに、このパスカルさん、パスカルの原理で有名な科学者でもあります。過去の偉人も、多分野にわたり活躍する二刀流、三刀流の人が多くいて驚きます。レオナルドダヴィンチなんて、何刀流かもわからないくらいですね。画家として、「モナ・リザ」、「最後の晩餐」など、解剖学者、数学者、土木学者など多くの分野で現在まで確かな足跡を残していて、チャットGPTも真っ青だと思います。 今後も書籍は追加していきます。当院での待ち時間が長くて本当に申し訳ありませんが、待ち時間を少しでも有意義に過ごしていただければと思います。

2025.03.31

いくつかの講演会で演者を務めました

コロナウイルス流行から時間が経過し、徐々に以前の生活が戻っていると思います。学会や講演会も中止になったりオンライン(インターネットを用いた配信方式)のみとなっていたのですが、徐々に対面方式が主流になりつつあります。ただ、オンラインも便利ですので、講演会はオンラインも併用したものも多くあります。 院長は、しばしば講演会の演者をする機会があります。時間の都合もあり、遠方で行われる勉強会ではクリニックや桑名市の施設からの配信方式が多かったのですが、3月に入りたまたまですが、他県に連続して行くことがありました。3月は3件の講演会の演者、1件の座長があります。演者となった講演会では、それぞれ異なる趣旨で骨粗しょう症に関して講演しました。2件は他県で、一つは静岡県、もう一つは岐阜県でした。静岡県は木曜日でしたので、公演の30分前に会場に到着し、講演後ただちに出発しました。先輩の先生とお話し出来たのが癒しでした。一方、岐阜県では、他の先生の講演も拝聴し勉強になりました。また、時間のゆとりがあり出席された先生と多くのお話しが出来ました。岐阜県に講演会に伺う機会は過去に何度もありますが、知り合いの先生とお話ししたり、情報交換をしたりと有意義に過ごせました。 今後も、研鑽に勤め、より良い医療を提供できればと思います。 講演会の為に訪れた新富士駅

2025.03.16

新しいエコーを導入しました

当院では以前からエコーを使用しています。医療機器も車などと同じように、同タイプの医療機器でも、安価なものから高価なものまであります。車と同様に、値段とともに性能が良くなる傾向にあります。今回、さらに高いレベルの医療を提供するためにエコーを1台購入しました。これで、当院では3台のエコーを運用する事となります。今回の機械は、今までのものに比べると大型です。大型なので使用時の手間もありますが、画質・診断能力は格段に向上しました。当院には様々な先生が外来にいらっしゃいますが、評判も良いです。本機械では、靭帯や腱板損傷(肩の病気です)などを見るのが得意です。膝に水がたまる状態の場合、何ミリたまっているかまで把握できます。 今後も、新しい医療技術へ投資しながら、提供できる医療の水準を高めるようにしていきたいと考えています。全員にエコーを使用するわけではなく、必要に応じて検査させていただきます。なお、エコーは妊婦さんに検査することからもわかるように、きわめて安全性の高い検査です(医療で危険な検査というのもあまりありませんが…)。

2025.03.15

風除室の絵が変わりました

3/1や3/3には卒業式が多くの学校で行われました。厳しい寒さも緩み、徐々に暖かい日も増えてきました。18時頃もどうにか明るく、春分までもう間もなくとなりましたね。この時期は、心が一段と晴れやかになります。 さて、今回は風除室の絵についてです。絵に関しては過去に何度か挙げていますので、見つけにくいですが、よろしければ過去のブログを探していただければ幸いです。開院以来、クリニックの風除室には絵を飾るようにしています。院長である私は、絵の心得は全くと言っていいほどありませんが、開院後から数えると、今回の絵で7作目です。以前の絵も大切に保管しています(なお1作目は伊勢型紙です)。今回も南川朋宜先生にお願いして作成して頂きました。季節をコンセプトの一つに、4部作の最終作品です。タイトルは“初春”です。今の時期にぴったりです。南川先生と相談して、梅を描いて頂きました。また、ルリビタキという鳥も描かれています。 話が変わりますが、私は源氏物語が好きです。原文で読むのは難しいですが、漫画や解説本もありますので、機会があれば読んでいただくと人生が豊かになるのではと思います。源氏物語は54帖からなり、光源氏が主人公として描かれる前半の44帖と光源氏の子供である薫と孫の匂宮(におうのみや)が主人公として描かれる宇治十帖に分かれます。宇治十帖は、宇治が舞台になるためにそのようによばれています。二人の年齢は近く、二人が主役となり何人かの女性と恋をするストーリーです。宇治十帖の出だしから、梅が盛んに登場します。源氏物語では、桜・藤・梅がしばしば登場します。32 帖「梅枝」(うめがえ)はその代表例ですし、時々、物語で歌を詠む機会が実に多いのですが、歌にも登場します。 来院の際は、是非、初春を鑑賞していただけたらと思います。

2025.03.05

植木の剪定をしました

当院には、1本の植樹があります。院長である私は、木に詳しいわけではないですが、クリニックの建設をする際に、設計士さんから提案をいただき1本植樹をお願いしました。 植樹から、特に春や夏は活力をもらい、秋になると寂しさを感じます。写真を取り忘れましたが、雪が降った日はとてもきれいに見えました。 先日、樹木に詳しい患者さんがいらした際に、剪定を勧められました。木が健康的でいるために剪定は大切なことだそうです。当院では1年に1回程度、専門家に剪定をお願いしています。本日は、剪定をしていただきました。はしご車を使い手際よく剪定して頂きました。生き物ですので、元気に長生きできるよう大切に育てていこうと思います。クリニックと共に木も元気に成長してくれる事を願っています。 剪定前。夏頃の撮影です。 本日の剪定後。ずいぶんすっきりしました。

2025.02.23
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