交通事故診療に関する講習会に参加しました

ある弁護士事務所から交通事故に関する講習会のお誘いを受け参加しました。 交通事故の治療は独特のものがあります。患者様の多くは自賠一括という制度を利用し、保険会社さんがある程度管理した状況での治療を受けます。治療の終了時期に関しても保険会社さんが決定することが多くあります。そのため、通常の治療と異なり、ある程度の制約の中で治療を行っています。また、患者様自身も補償を受けることが可能です。講演会の中でも指摘されていましたが、医師は治療のプロですが、そもそも自賠責のルールを勉強する機会はありません。そのため一括対応、後遺症判定の仕組みなどの交通事故治療のルールを知らないことが多くあります。特に患者様が受ける補償のシステム、弁護士さんの役割などについて知らないことが多くありました。 今回の講習会で、保険会社さんの業務内容、交通事故の際に弁護士さんが介入することでどのような違いが生じるのかがわかりました。また、患者様のカルテや診断書に記載するポイントなどを解説して頂きました。抽象的な説明ではわかりにくいので、一部を述べたいと思います。 追突事故に遭われた患者様が受診された際に、保険会社さんから“自賠一括対応でお願いします”、と連絡を頂きます。そうすると、患者様には、治療費の請求を行わずに、後日、保険会社さんに治療費の請求を行っています。今回の講習会によれば、医師の対応や弁護士さんの介入によりもらえる可能性があった後遺症などが認定されなかったことすらあるそうです(後遺症により数十~数百万あるいはそれ以上の補償が得られることがあります)。今までも診断書をできるだけ丁寧に事実を記載していましたが、本日の講習会を参考に、より適切なカルテや診断書記載をしていきたいと思います。 当院では、保険会社さんからのみならず(加害者側の保険会社さんです)、弁護士さんからの問い合わせ(被害者=患者様が弁護士特約などを使って依頼した弁護士さん)にも柔軟に対応しております。最近では当院の顧問弁護士に、交通事故診療のルールでわからないことがあれば適宜相談しております。 このように、交通事故で負傷した患者様の治療や相談も積極的に行っております。お困りのことがあれば受診して下さい。

2022.06.19

インカムを導入しました

スムーズな運営のため、一部のスタッフがインカムを使用することとなりました。左耳にインカムをつけております。院内連絡などの際に使用したいと思います。運用状況を見て今後、使用スタッフを広げていくと思います。よろしくお願い致します。 院長である私は、現時点では使用していませんが、こんな感じです。電池の消耗が激しく、毎日の充電が欠かせません。

2022.06.11

屋外のコーンを交換しました

当院は開院して4年目になります。開院当初は青色のコーン、次いで緑色のコーンに交換しました。駐車場には6本くらいのコーンがあります。屋外の環境での劣化、車が衝突した際の破損などがあり、適宜、新しいものを購入していますが、1年半ですべて交換をしております。今回は黄色を選びました。 安全な駐車場の運営には、利用者の方のご協力が不可欠です。またコーンも安全のために効果的な場所に設置していきたいと思います。皆様におかれては、今後も、ご協力お願いいたします。

2022.05.24

講演会の講師を担当しました

院長には骨粗しょう症分野を中心に医師や看護師向けの講演会の依頼があります。時間の都合上、全ての講演会の依頼を引き受けることはできません。それでも、平均すると月に2回程度の講師を担当しています。本日も骨粗しょう症に関する講演会の講師を担当しました。 今回は全国規模の講演会で、主催している製薬メーカーの尽力もあり、2200名の方に視聴して頂きました。内容は骨粗しょう症について、治療薬選択の知識、骨粗しょう症治療薬の治療効果について解説しました。講演会はインターネットを用いた形式で行われました。桑名市内の会場から発信し、インターネットの講演会を手掛ける専門業者の方にお手伝いいただきました。新型コロナウイルスの流行以降、対面形式の講演会はほとんど行われていません。院長自身も久しく聴衆の前で発表することはしておらず、時には直接聴衆から顔を合わせて質問を頂き返答する形式の良さも感じています。早く新型コロナウイルスの流行が治まることを願っています。ただ、新型コロナウイルスの流行が治まるかは不透明です。感染力の弱い株になり、生活に支障がでない状態になるのが次善と思いますが、そうなればとも思います。 話は変わりますが、院長である私自身は人前で話すことが多くあります。ただ、小さな頃から人前で話すことが得意なわけではありませんでした。過去に学会発表を繰り返し行い、講師をさせていただく中で徐々に緊張もしなくなっていきました。このブログを読んでいただいている人の中には、人前での発表が控えていたり、緊張する行事の前の方もいらっしゃると思います。常々発表をして思っていることは、本当にいい加減な言い方ですが、“自分が思うほど、他人は自分の話を聞いていない“という事です。このように思っていただければ、緊張も少しほぐれると思います。 発表会場です。私の発表前には、主催メーカーが作成した動画が流れています。動画では、薬剤が開発されるまでの歴史、苦労があったことが紹介されています。主催メーカーが扱う薬剤の開発の苦労は、治療薬として使用されるまでに数十年かかっています。

2022.05.12

当院でのコロナウイルスワクチン接種業務は終了しました

当院では令和3年夏に第1期のワクチン接種業務を行いました。令和4年2月にワクチン接種会場増設や接種している医療機関には増枠の要請がありました。そこで2期のワクチン業務を3月より開始しました。その後、約2ヵ月にわたり、主に日曜日と祝日に接種を行いました。5月7日で第2期のワクチン業務を終了となりました。多くの方に来院して頂きありがとうございました。 ワクチン業務について、皆さまに知っていただけるように医療機関側のシステムの一部を紹介します。桑名市の場合、前もって自院でのWeb予約枠を桑名市に申請します。その際はモデルナ社とファイザー社の予約枠をそれぞれ申請します。モデルナ社のワクチン供給は希望通りに供給されることが多いですが、ファイザー社のワクチン供給は実績や申請時期により供給される量に違いがあります。それぞれの医療機関で時間当たりに可能な接種人数を考え、Web予約枠を申請しますが、Web予約枠が埋まるかどうかは、もちろんわかりません(第2期ではこれに苦労しました)。申請に基づき、桑名市から週1回ワクチンが配送され医療機関に届きます。この時点でワクチンは冷凍から冷蔵保存となり、届いてから一定の期間内に接種しなければなりません。接種状況により翌週や翌々週のワクチン発注を調整できるのですが、発注と実使用が大きく異なると、在庫のワクチンが消費しきれず、どうしても余りが出ます。 第2期の開始時は接種希望者が多く、予約枠を開設すると予約が埋まっていきました。予約枠の設定は院長が最終決定しますが、“ワクチン接種会場増設や接種している医療機関には増枠要請があるくらいだから、かなりひっ迫しているだろう”と思い、1期の経験を踏まえ100名以上の接種を予定しました。当院ではモデルナ社の接種経験がなく、どれくらいの人がモデルナ社を希望されるかわかりませんでした。予約を開始してわかりましたが、想像以上にモデルナ社の人気がありませんでした。その上、モデルナ社のワクチンは1バイアルで15-20名の接種が可能なため、当初から、その人数の接種者を確保するが難しい状況でした(予約枠の設定と使用するワクチンバイアル数を計算するときに、小学校や中学校でならう最小公倍数をよく使いました。何気なく習っていたことが社会に出ても役に立ちますね)。そのため、モデルナ社の枠として用意した朝の2時間では予約枠80人に対して10名の予約など、困った状況が続きました。 4月になると予約状況に明らかな変化がありました。ファイザー社のワクチン予約ですら埋まらないことが多くなりました。ワクチン接種希望者自体が明らかに少ない印象でした。3月はファイザー社のワクチンなら200名の枠でも予約が入る可能性が高かったですが、4月には50名でも厳しい状況に変わりました(当院の場合です)。また、当日キャンセルが多くなりました。無駄を減らす観点から予約時間に来院されていない場合、クリニックから電話連絡をしますが、電話がつながらなかったり、電話がつながっても忘れていたため接種に行けないなど、がっかりすることが何度もありました。その後、できるだけ無駄のないようにワクチンを使用するため、職員さん家族や知人に声をかけて接種をしたり、金曜日や土曜日にも接種枠を増設しましたが、それでも破棄につながったものがあります。4月に入って接種者が少なくなった理由ですが、最も大きいのは接種率が低下したのだと思います。 今後のコロナウイルスの流行はわかりませんし、コロナウイルス感染による人体への影響(後遺症)がどの程度あるかはわからない点も多くあります。コロナウイルスの流行が終息し、以前の生活に戻れればとも思います。

2022.05.08
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