当院でのワクチン接種は一旦終了となりました

当院は7月より日曜日や祝日を中心にワクチン接種を行いました。延べ700人ほどの方の接種を担当しました。当院で把握できている限り、重篤な副反応は出ませんでした。 目下、コロナウイルス感染は第4波で、新型コロナウイルスが報道されて以降、最も感染症が厳しい状況です。ワクチンは完全な感染予防や重症化予防にはならないですが、一定の効果が見込まれるのは事実です。接種された方が感染しない、あるいは感染の媒介者にならないことで感染の終息に寄与されれば、医療機関としての任務の一部が果たせたと安堵します。今後は、学校などでのクラスター感染が新たな主要な感染ルートになる可能性があり注意を要します。全国的にワクチンが不足しており、桑名市でも1回目の接種が進みにくい状況が続いています。 当院では日常診療と並行してワクチン接種はしておらず、日曜日や祝日に接種会場として会場設営などの準備を行い、多数の方の接種を進めてまいりました。日曜日や祝日は需要に対して接種会場が少ないのが現状です。今後、感染状況やワクチンの供給状況を勘案して、当院でも再開したいと思います。 ワクチン接種会場として準備をすることで、安全かつ効率的に接種業務を行う方法を探り、回を重ねるごとにより良い体制に変化していきました。さらに日常業務も見直していく良いきっかけとなりました。また、地域の方に少しでもお役に立てればと思っていましたので、接種後に安堵する方々を多数お見かけすると、意義があったと感じています。今後も社会に貢献できるクリニックでありたいと思います。

2021.08.29

ワクチンの種類について

コロナワクチンに関して様々な情報が飛び交っています。ワクチンについて少し紹介したいと思います。国の情報は信用できないと思われる方もいると思います。ただ、以下に挙げる厚生労働省の情報は、学生時代に習ったことをわかりやすく解説しています。 厚生労働省のホームページより https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0018.html Q.ワクチンにはどのようなものがあるのですか。 A.病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンがあります。 病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができます。具体的には、以下のようなものがあります。 • 生ワクチン病原性を弱めた病原体からできています。接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。一方で、副反応として、軽度で済むことが多いですが、その病気にかかったような症状が出ることがあります。代表的なワクチンとしては、MRワクチン(M:麻しん、R:風しん)、水痘(みずぼうそう)ワクチン、BCGワクチン(結核)、おたふくかぜワクチンなどがあります。 • 不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン感染力をなくした病原体や、病原体を構成するタンパク質からできています。1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般に複数回の接種が必要です。代表的なワクチンとしては、DPT-IPV:四種混合ワクチン(D:ジフテリア・P:百日せき・T:破傷風・IPV:不活化ポリオ)、DT:二種混合ワクチン(D:ジフテリア・T:破傷風)、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチンなどがあります。 • mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンこれらのワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。今回、新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質に対するワクチンが国内外で承認を受け、日本でも接種が開始されています。 以下は院長のコメントです。 メッセンジャーRNA(mRNA)はもともと体内に存在します。遺伝情報であるDNAの一部をコピーしたものがmRNAで、これによりいくつかのたんぱく質が合成されます。たんぱく質が合成されると、mRNAは細胞に不要としてすぐに分解されます。体内での寿命が短いのが特徴です。 院長の個人的な見解ですが、原理的には生ワクチンが最も危険です。免疫能力が大幅に低下している状況では、生ワクチンの様に病原性が弱まっているものですら感染が成立する可能性があるからです。不活化ワクチンやそれ以外のワクチンでは、病原体の一部のみを摂取するため感染が成立しません(感染やそれにより引き起こされる病気が生じるためには様々な要素が必要です。例えば、細胞の中に入る、細胞の中で病原性を発揮する、さらにそれが他の所に影響する、など多段階です。そのため、病原体の一部を摂取しても感染は成立しません)。 mRNAの接種は、アレルギー反応が生じる可能性はありますが、院長の知識で恐縮ですが、どのように将来へ影響が出るか可能性のあるストーリーが思いつきません。

2021.08.19

コロナワクチン接種用の注射器の紹介

現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっており、東京や大阪の都市部では医療崩壊になりつつあります。新型コロナ患者さんの受け入れのみならず、その他の疾患でも受け入れに支障が出ていることと思います。今後、愛知県、そして三重県でも感染者が増えれば同じような状況が生じないか危惧されます。 新型コロナウイルスに関して、報道されていることとしては、①新規の感染者数が非常に多いこと、②新たなコロナ株が出現し、特にデルタ株の感染力が非常に強いこと、③ワクチン接種により重症化が防げる可能性が高いこと、④ワクチン接種をしても感染する可能性はあること、⑤感染者が徐々に低年齢層にシフトしていること、等が挙げられます。 その一方、ワクチンが不足してきており接種が思うようにできなくなってきていることや3回目の追加接種(ブースター接種)が必要な可能性が話題になっています。 さて、8/15は当院が担当する7回目の接種日になりました。当院は次回の8/22が、現時点で予定している最終接種日となります。6回目からは学生さんも接種して頂いております。当院での最年少の方は小学6年生です。ご両親と相談して接種を決められたと思います。不安があったと思いますが、無事に終了して安心しました。また、周囲が接種していない状況で接種する勇気にも、社会の感染抑制に協力頂いている観点から感謝しております。 今後、学校や塾などでのクラスター感染が問題になる可能性があります。冬の受験期に自身が感染した場合や学校でクラスターが発生した場合に多大な影響が出ることが考えられます。大学受験では遠方への移動を余儀なくされる場合もありどのように対応していくか悩ましいところです。 院長は現在の流行を鑑みたときに、学生や若年者の感染抑制が特に重要と考えています。ワクチン供給の状況や需要を見ながら、当院を接種会場として行わせていただくか検討したいと思います。 さて、本日は、ワクチンの注射器について紹介しようと思います。ワクチン接種に関して、必要な資材の大半は桑名市から供給されています。ワクチンは1瓶に0.45ml入っています。ここに1.8mlの生理食塩水を入れて希釈したのち、1本の注射器に0.3mlずつ取り分けます。量を間違えないようにとか気泡が入ると量がわかりにくくなるために気を遣う作業です。1本から理論上は7本分取れますが、瓶の壁に残る分がありますので、1瓶から7本は難しいと思います。現実的には2瓶で13人分のワクチンが準備できます。ただ、安全性の観点などから、こういった行為はしないように指導があります。いつも“勿体ないな”、と思いながら瓶に残ったワクチンを破棄しています。 最近、届けられた注射器は使いやすさが改善しています。写真を見てください。 一見するとよく似ています。 拡大した写真を見て頂きたいのですが、黒いゴムの部分に工夫があります。コロナワクチン用は先が伸びています。これが針の中まで入り、そこに残る部分をなくしています。また気泡ができにくく、操作性が格段に向上しています。

2021.08.15

爪切り

整形外科では足の診察をしばしばします。その際に爪を切ってほしいと相談を受けます。時間の都合もありますが、可能な限り爪を切らせて頂いています。 爪切りもいろいろあります。相談される患者さんの爪は、たいてい場合、通常の爪切りでは対応できません。爪切りを見るうちに少しずつ増えました。写真は当院で用意している爪切りです。大きさや形が少しずつ異なります。できるだけ患者さんに負担をかけないよう、適切な爪切りを選んで行っています。 当院で使用している爪切り

2021.08.12

開院3周年を記念して

おかげさまで、にいみ整形外科は2021年8月で開院3周年を迎えました。この節目の年を無事に迎える事が出来たのは、皆様の多大なるご支援の賜物と心より感謝申し上げます。今後も日々精進して参りますので、引き続きご愛顧の程よろしくお願いいたします。 3周年を記念しまして、クリニック玄関の絵画を新しくしました。画家たけおまりこさんの作品❝慈しみ❞です。 絵画を持ってきていただいた画家たけおまりこさんと タイトル:慈しみ たけおまりこさんは、石川県在住の画家です。たけおさんは一年ほど前、作品制作の為に四日市市に滞在していました。その時にケガをしてしまい、たまたま来院されたのが、にいみ整形外科でした。診察時に話しをお聞きして、素敵な絵を描いてる方だと知りました。今年の3月に名古屋で個展を開催するとの案内をいただき、ぜひ作品を見たいと思いまして、愛知芸術文化センターへ足を運びました。会場は温かい雰囲気が溢れる作品ばかりでしたが、この“慈しみ”に引き寄せられました。 互いを大切に想い合うイルカたちから、あたたかさそして希望の光が絵を通して空気、愛、エネルギーとなって、皆様に届くようにという願いが込められています。 マイカーに積んで、はるばる石川県から当院までたけおさんご本人が絵を運んで下さいました。クリニック玄関に飾ってありますので、診察等で来院の際には“慈しみ”をご鑑賞くださいませ。

2021.08.06