新年のあいさつと、日本酒バー「一夜ノ小道」の紹介

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、本年1回目のブログは変わった話題です。今回は、新規開業する、日本酒バーのお店の紹介です。ブログでこういった話題を一切してきませんでしたが、今回紹介する理由は、店主が、院長の同期で整形外科医だからです。 店主は、岡村先生で、現在も桑名市の総合病院で膝や股関節、外傷などを治療している先生です。当院から多くの患者さんを紹介させて頂いていますが、患者様からの評判もすごく良い先生です。岡村先生は、日本酒バーのお店を開くのが夢の一つだったそうです。今回、医療相談もできる(医療行為はしません)日本酒バーをコンセプトにオープンするそうです。お店の名前は、「一夜ノ小道」です。令和6年1月6日がオープンで、オープン日は15時から営業開始です。 <通常営業日時> 水・木・金曜日 19時~23時 土曜日     17時~23時 医療相談が気軽にできる場は、中々ないと思います。腰や首の痛みや痺れ、肩の痛み、膝や股関節の痛みなどお困りのことがあれば、お酒を飲みながら相談していただければと思います。同級生として、飲食の世界に飛び込むことを聞き驚きましたが、上手くいくことを願っています。 お店の紹介をします。 場所は近鉄阿倉川駅西側です。道を挟んでお店はあります。 奥にお店があります。阿倉川駅から1分です。看板が設置され、お店が認識しやすくなるそうです。隠れ家的な感じですね。 入り口です。再度ですが、お店の名前は、「一夜ノ小道」です。 10月ごろから店の内装など、本格的な準備をしてきたそうです。 お酒屋さんと契約し、厳選してお酒を置いてあるそうです。それでもすごい種類です。 店内には学会発表で使用したポスターもありました。医療用品も展示してあります。整形外科医には見慣れたものですが、一般の方には医療機器を見ることは新鮮に映ると思います。 席はカウンターに6席、座敷が1テーブルで多くの人が入ることはできません。その分、店主である岡村先生と話しやすいと思います。お酒好きな方は、また医療相談がしたい方は一度訪れてみてはと思います。院長は3月ごろにお店に伺う予定です。 参考までに、近鉄名古屋線、阿倉川駅の時刻表を紹介します。 名古屋方面です。平日も土日も最終は同じです。 伊勢中川方面です。平日も土日も最終は同じです。

2024.01.03

大掃除

今年も残り数時間になりました。当院では12月31日に大掃除をしています。職員さんやご家族の方にお願いして、普段はできない場所の掃除をしています。8時から13時まで行いました。当院は、朝6時から環境整備を行うスタッフが出勤し、掃除などの業務に当たっています。ただ、時間の都合上、あるいは放射線やMRI室などは専門スタッフがいる状況でないと危険なこともあるため、なかなかできません。年に2回ほど、大掃除をしていますが、半年で課題であった部分も掃除できました。 建物も含め古くはなっていきますが、少しでもきれいな環境、行き届いた環境で皆様をお迎えできればと思います。 こういった部分も掃除しました。 便座を外して、裏や隙間の掃除をしています。 溝の汚れを落としています。 2024年のカレンダーも準備しました。

2023.12.31

年末の挨拶

2023年も残りわずかです。今年は暖かい日が多いですね。 本年も門松を準備しました。年明けしばらくは設置していますので、よろしければ鑑賞して下さい。 さて、本年度の当院の状況の総括です。院長以外に、10名の応援の先生が来て頂きました。それぞれの先生の専門分野を中心に診察して頂きました。院長が診断に迷う患者様を診察していただいたり、円滑な診療のために初診患者さんを中心に診察をお願いしました。 当院は紹介が多いクリニックです。手術目的の紹介をはじめ、自院では診断に至らない患者様も紹介します。そして、紹介先の先生の意見を添えて再紹介頂くことも多々あります。本年度の当院の紹介状作成件数は約700件でした。クリニックで非常に多い件数と思います。これからも手術した方がよりよくなることが見込まれる患者様には適宜説明をしていきたいと思います。 また、学術に関しては、講演会の講師を15回、学会発表を2回行いました。特に7月に幕張で行われた学会では60分の持ち時間をいただき骨粗しょう症についての講演をしました。活発な質疑応答がありました。9月に行われた骨粗鬆症学会では、自身の発表だけではなく、あるセッションの座長も行いました。論文は日本語ですが2つ掲載されました。一つは依頼原稿で、骨粗しょう症について、特に注射薬について解説しました。もう一つでは、ある骨粗しょう症薬の治療成績について報告しました。来年は2つの論文の掲載が内定しています。 2024年も引き続き頑張ってまいりたいと思います。地域の皆様の健康に寄与できれば幸いです。

2023.12.30

整形外科領域の“がん“について ~AYA世代について~

 前回、整形外科領域の“がん”について話題にしました。未読の方は、よろしければ、前回のブログをご覧ください。今回は、整形外科で扱うがん(=肉腫)について説明をします。整形外科で治療を行うものは骨、軟骨、筋、脂肪、神経などを発生母体とした肉腫です。代表的なものの一つが、骨肉腫です。今回は骨肉腫を中心に説明します。骨肉腫は、医療従事者以外も知っている方は多いと思います。一方で、患者数は非常に少ないです。がん情報サービスによれば、日本国内でこの病気にかかる人は1年間に200人くらいです(https://ganjoho.jp/public/index.html)。骨肉腫は大人に発生することは比較的少なく、多くの患者さんは小学の高学年から高校生くらいに発見されます。骨肉腫の原因は不明です。一部の骨肉腫は遺伝子変異が関係しますが、大半はこの遺伝子変異も関係していません。また、放射線治療をした部位に骨肉腫が発生することもあります。今までに様々な研究が行われていますが、骨肉腫の決定的な原因は同定されていません。原因が不明なのは、骨肉腫に限らず、多くの肉腫、もっと言えば、“がん”の多くも同様に原因が不明です。原因が分かっているものと言えば、肝臓がんは肝炎ウイルス感染、子宮頸がんはヒトパピローマウイルス感染、胃がんはヘリコバクターピロリ感染が重要な起点になることが知られています(全ての肝がん、子宮頸がん、胃がんが感染でなる訳ではありませんし、感染者が全員がんになる訳でもありません)。  骨肉腫の発生部位は膝周りが多いです。最初は運動をして膝の痛みが出て、安静にしておれば改善します。腫れも出ることがあります。次第に痛みが強くなり、安静にしても改善しなくなるようになることが多いです。腫れも徐々にひどくなり、安静にしても引かなくなってきます。おかしいなと思い、医療機関を受診して、診断に至ります。  骨肉腫の治療は、手術と化学療法が主です。手術は患肢温存といって、足の切断せずに腫瘍とその周りの組織を一塊にして切除します。足の切断をする患者さんもいますが、ごく少数です。患肢温存手術の多くの場合は、関節自体が切除されます。そして、歩けるように人工関節という機械を使って、関節を再建します。手術後にスポーツは難しいですが、歩けるようになることがほとんどです。命に関わるのは遠隔転移の制御です。骨肉腫は肺にしばしば遠隔転移をするので、肺の状態確認は欠かせません。治療開始時に画像上、遠隔転移がなくても、画像に映らない転位がある可能性もあるので、化学療法を行います。遠隔転移がある患者さんも化学療法を行います。化学療法は数カ月から1年近くに及び、入院で行うことが多いです(副作用の都合で外来では難しい)。手術方法の改善により、切断術が回避され、手術後の歩行状態が良くなってきました。化学療法の進歩により、生命予後が改善してきています。その一方で、今なお死亡する患者さんも多くいるのも事実です。放射線治療は行う場合もありますが、効果が少ないことが多く、頻度は少ないです。ただ、放射線治療の進歩も目覚ましいものがあり、今後、骨肉腫に対して積極的に粒子線治療が行われる可能性もあります。  骨肉腫は小学の高学年から高校生くらいに発生しやすいと述べました。骨肉以外にも、学生世代に発生する肉腫は多くあります。治療も大切ですが、治療に付随するサポートなど欠かせないです。  15歳~39歳までの患者さんをAYA世代(アヤ世代)と呼びます。AYAとはAdolescent&Young Adult(思春期・若者成人)の略です。がんは様々な世代で発生します。それぞれの世代で、家庭や社会で果たす役割が異なりますので、がんになった場合、それぞれの世代で特有の問題が生じます。AYA世代で言えば、就学、就職・就労、結婚、出産、子育てがある世代です。骨肉腫の患者さんには学生さんが多く、化学療法も数カ月に及ぶために、多くの患者さんで学業に影響が出ます。化学療法は副作用との戦いでもあり、副作用が出ている時に勉強は、とてもできません。また学校の授業のようなことは病院では難しく、十分なサポートが受けられません。友達ともなかなか会えなかったりします。手術後は、スポーツが難しく、同じ世代の人に比べて生活の制限もあります(階段が苦手という子供もいます)。その後の人生の選択肢も制限が出る可能性もあります。学歴や身体能力は就職でも大切ですので、どうしても影響が出たりします。また化学療法の影響で妊娠に影響が出る場合もあります。実際に影響が出るかわからなくても、患者さん自身にとって、心の重荷になっている場合もあります。AYA世代では、こういったことへのケア・支えも重要です。AYA世代のがんでは、特に周囲の方のサポートが大切です。AYA世代のがんを扱う医療機関では、相談窓口を設けている所が多くあります。ただ、相談窓口を利用されるのは、患者さんやご家族です。今回のブログを読んでいただいた皆さんにおかれましても、整形外科のがんやAYA世代のがんについて、理解が深まれば幸いです。 

2023.12.26

マイナンバーカードと健康保険証の確認についてのお願い

2024年秋以降は、マイナンバーカードが健康保険証と一体化される方向です。現在の健康保険証は廃止方向になっています。マイナンバーカードの利用は、利便性を考えると重要とで、医療の効率化、医療費の削減につながることが予想されます。 さて、しばしば報道されていますが、オンラインの資格確認に関して全国でトラブルが発生しています。今回は実際の現場で起こっていることを紹介します。受付で、マイナンバーカードを提出して頂いても本人情報が確認できないことがあります。原因として、読み取り機器の故障、ICチップの破損やカードの汚れ、そして情報が間違っていること(ひも付け誤りなど)などが挙げられます。マイナンバーカードを読み取り時に問題が発生した際、当院の経験では、情報が間違っていることが多い印象です。本人情報が確認できない場合の大半で、当院には過失がありません。当院に限らず、マイナンバーカードを利用する医療機関では、同様のトラブルが発生しており、その際にはオンライン資格確認等のために市役所や協会けんぽなど関係機関に問合せを行います。すぐにお返事がいただけるわけではなく、やり取りの時間はお待ち頂くこともあります。 今回、お願いがあります。現在、当院ではマイナンバーカードと健康保険証を確認させて頂いています。これは、少しでも速やかに、そして確実に保険証の状態を確認するためです。時に、“どうして2つを提出しないといけないのか?”、という趣旨のことを言われる受診者さんがいらっしゃいます。それは事情を知らない方なら、もっともな意見です。また、本人情報が確認できない時に、“時間がかかること”に不満をおっしゃる方もいらっしゃいます。手順通りにして頂いた受診者さんからすれば、待ち時間が生じるわけですから気持ちは理解できます。本ブログを通して、現在の事情をご理解頂きますようにお願いします。現在の問題は、当院では解決のしようのない問題です(というかマイナンバーカードを利用している医療機関が共通の問題を抱えており医療機関側では解決できない問題です)。時にきつい口調でスタッフを叱責される受診者さんもいらっしゃいます。スタッフも人間ですので、できるだけ穏やかにお願いします。また、こういったマイナンバーカード確認に時間を要したり、情報確認できない受診者さんに事情を説明するために、他の受診者さんをお待たせして申し訳ありません。重ねてですが、何卒、事情を理解して頂きますようにお願いいたします。 ご自身のマイナンバーカードの“ひも付け”が正しか確認する方法です。 スマートフォン等で「マイナポータル」アプリ・サイトのトップ画面「注目の情報」にある「最新の健康保険証情報の確認」から確認することができます。

2023.12.21
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