三重大学医学部附属病院との医療連携協定を結びました

お知らせ, ブログ 2022年11月4日

この度、にいみ整形外科と三重大学医学部附属病院は、医療連携を結びました。この医療提携は相互に有する医療機能をより発揮し、連携を円滑におこなうことを目的としています。当院は緊密に三重大学医学部附属病院と連携を図ることで質の高い医療環境を確保し適切な医療提供を行うことができます。

当院から三重大学医学部付属病院への紹介は以前から行っていて、三重大学医学部付属病院からの手術後のリハビリなども当院からの紹介者のみならず、紹介して頂いた方は受け入れています。
当院から毎月紹介している病院としては、富田浜病院、桑名総合医療センター、鈴鹿回生病院、三重北医療センターいなべ総合病院、海南病院、県立総合医療センター、三重北医療センター菰野厚生病院、尾鷲総合病院などが挙げられます。その他、希望に応じて紹介させていただいています。保存治療では改善が難しい患者様には、手術のメリットが勝っていると考えられる場合に積極的にご紹介をさせていただいております。当院には多くの非常勤医師が勤務しており、判断に迷うようなケースは非常勤の先生に相談したり、相談できない分野は専門医にメールなどで相談をしております。

先日、桑名総合医療センターの方が医療連携を深める目的で来院されました。その際に、いろいろお話を伺いました。当院は、桑名総合医療センターへの紹介患者数が全医療機関の上位30番に入っており、整形外科では最も多いクリニックだったそうです。桑名総合医療センターには、様々な疾患の方をお願いしています。整形外科分野も勿論ですが、パーキンソン病の疑い、内分泌疾患の疑い、自己免疫疾患の疑い、などで専門の先生の診察を依頼しています。整形外科には歩きが不自由で来院される方もおられ、診察しているとパーキンソン病ではないかと思うことが時々あります。また先日は、腰のMRI撮影をした際に、比較的大きな腹部動脈瘤があることに気づき紹介しました(動脈瘤はたまにあります)。首のMRI撮影をして、腫瘍に気づくことも時々あります。

今後も、様々な病院との連携をしながら、地域医療機関である当院でできることは当院で行い、それが難しい場合は病院を紹介させていただきたく考えています。