講演会の講師を担当しました

ブログ 2022年5月12日

院長には骨粗しょう症分野を中心に医師や看護師向けの講演会の依頼があります。時間の都合上、全ての講演会の依頼を引き受けることはできません。それでも、平均すると月に2回程度の講師を担当しています。本日も骨粗しょう症に関する講演会の講師を担当しました。

今回は全国規模の講演会で、主催している製薬メーカーの尽力もあり、2200名の方に視聴して頂きました。内容は骨粗しょう症について、治療薬選択の知識、骨粗しょう症治療薬の治療効果について解説しました。講演会はインターネットを用いた形式で行われました。桑名市内の会場から発信し、インターネットの講演会を手掛ける専門業者の方にお手伝いいただきました。新型コロナウイルスの流行以降、対面形式の講演会はほとんど行われていません。院長自身も久しく聴衆の前で発表することはしておらず、時には直接聴衆から顔を合わせて質問を頂き返答する形式の良さも感じています。早く新型コロナウイルスの流行が治まることを願っています。ただ、新型コロナウイルスの流行が治まるかは不透明です。感染力の弱い株になり、生活に支障がでない状態になるのが次善と思いますが、そうなればとも思います。

話は変わりますが、院長である私自身は人前で話すことが多くあります。ただ、小さな頃から人前で話すことが得意なわけではありませんでした。過去に学会発表を繰り返し行い、講師をさせていただく中で徐々に緊張もしなくなっていきました。このブログを読んでいただいている人の中には、人前での発表が控えていたり、緊張する行事の前の方もいらっしゃると思います。常々発表をして思っていることは、本当にいい加減な言い方ですが、“自分が思うほど、他人は自分の話を聞いていない“という事です。このように思っていただければ、緊張も少しほぐれると思います。

発表会場です。私の発表前には、主催メーカーが作成した動画が流れています。動画では、薬剤が開発されるまでの歴史、苦労があったことが紹介されています。主催メーカーが扱う薬剤の開発の苦労は、治療薬として使用されるまでに数十年かかっています。