インカム導入しました

ブログ 2022年9月18日

以前もお伝えしたことがありますので、同じ記事かと思われるかもしれません。当院では令和4年6月に一部のスタッフにインカムの導入を始めました。まず使用しやすい部署で運用しました。導入でスタッフの状況がわかり、業務に便利な点が多くありました。そのため、今回、インカムを他部署導入することにしました。

インカムの導入は円滑な運営を目的にしています。使用を開始してから数日経ち、良い点、悪い点を感じます。良い点を挙げると、インカムを使用することで離れた場所での状況がスタッフに把握しやすくなりました。例えば、ある診察室で、採血やMRIの予約を取ることになった場合、どうしても時間を要します。今までですと、他の診察室にいるスタッフは状況がわかりませんでした。インカムを導入することで、担当看護師が、“○○室で採血やMRI予約があります“、と連絡すると、他のスタッフは、その部屋での診察は少しの間できないことがわかるようになります。状況により、手の空いているスタッフが協力することが可能になりました。

当院で導入した機種は、携帯性に優れる機種です。販売されている機種を多く知っているわけではないのですが、当院の機種は予めグループを形成しておき、そのグループ内での会話が可能です。グループを大きくしてしまうと、通信量が増えすぎます。逆に小さくしてしまうと伝えたい人につながらないことがあります。このバランスの難しいところが悪い点だと感じています。慣れていないためか、誰かの声が聞こえるとつい、そちらに注意がいきます。そのため、患者さんとお話しているときに音声が聞こえてくると、驚いてしまいます。今後、慣れてくるとこういったことは減ると思います。

インカムで診察の待ち時間が無くなるわけではないですが、少しでもサービスの向上につながればと思います。