MRI室用の車いす導入しました

ブログ 2025年10月25日

今週は気温がぐっと下がりましたね。昼間の気温はまずまず上がりますが、朝、夜は寒い位です。来週は少し気温が上昇するようですが、最低気温は下がり、冬に近づいていることを感じます。

さて、当院でも、MRI室用の車いすを導入しました。MRIは磁気と電波を利用して体内の断層画像を撮影する検査装置です。強力な磁場が発生するために、MRI室は金属の持ち込みはできませんし、金属を持ち込むとMRI機器に協力に吸い寄せられる場合があり、大変危険です。院長は見たことはないですが、MRI非対応のストレッチャーで患者さんを運んでしまい、ストレッチャーが強力な磁気に引き寄せられMRI機器に衝突した、掃除機が衝突したという事例を聞いたことがあります。その間に、人がいれば死亡事故にもなりかねない状況です。そのため、MRI室用のストレッチャーや車いすが発売されています。

放射線技師との面談で、患者さんをより安全に移動するために購入の要望がありました。院長である私は、恥ずかしながら、そのようなニーズがあることを知らなかったのですが、早速購入しました。

今後、患者さんをより安全に、そして今までは数名のスタッフがお手伝いして患者さんを移動していたこともあったのですが、より少数でできるように(スタッフの負担も減るように)なると思います。ゆっくりですが、クリニックも変化していきます。また何かの変化・改善があればこちらでも紹介させていただきます。

見た目は大して変わりません。当院では、基本的に、MRI室内で保管されています。