Googleマップは生活に欠かせないものになっていると思います。当院もGoogleマップで表示されます。また多くの方は、口コミを参考にお店を選ぶことも多々あると思います。医療機関も口コミを投稿する人もいると思います。
さて、今回は口コミについての話題です。先日、当院に口コミの対応をする業者さんからセールスがありました。医療機関の裏側ではないですが、口コミというシステムが広がると、それに対する新しい産業が生まれる、本当にすごいと思います。頂いた業者さんの手紙を紹介します。人って、本当にすごいと思います。繰り返しですが、新しい産業が産まれると、それに対する新しい産業が産まれ、社会が徐々に変わっていくことを実感します。後半は、ChatGPTについても触れたいと思います。
まず、頂いたセールスの書類です。

この業者さんにお願いすると、当院に投稿された口コミが、“完全に非表示化”されるそうです。そして、このケースだと口コミ1件が残るようです。原理はわかりません。ただ、口コミが多くあった古い“にいみ整形外科”が、なんだか新しい“にいみ整形外科”に登録しなおしたようにみえます。もしかして、一旦廃業したように見せかけるの?、と思います。それと共に、今後、次の書き込みがあったらどう対応するの?と疑問がわきます。ここで紹介する以外にも口コミ削除業者さんは多くあります。知人の医師に聞くと、事前にわざと悪質な口コミを書いて、その後、セールスする業者さんもあるそうです(真偽は不明です)。

この業者さんに感心するのは、わざわざ “批判的な口コミ” を選んでいただき、閲覧数まで書類にしてくれることです。当院以外の医療機関、あるいはお店にセールスをしていると思いますので、コピペとはいえ準備する事に感心しました。
ただ、どうやって口コミを選んだんだろう?と考え試してみると “評価の低い順” に並べて、上から3つを選んだだけなので、この点は、批判的な内容についてもう少し吟味して頂けると、なお良かったと思いました。閲覧数を、投稿者自身以外がどうやって知ることができるのかは、調べてみても分かりませんでした(ネットでは、投稿した人しかわからないことになっていました)。他にも、にいみ整形外科の写真は、夜景の外観写真は良いと思うのですが、裏手の室外機が表示されていることに、プチショックでした。室外機も当院の風景の一つですが、もう少し、いい写真を表示して欲しいです。今回の業者さんに対しては、細かいですが、完全非表示化する前と非表示化した後(した後は合成です)では、文字の大きさも変わっているので、もう少し繊細に作り込んで欲しいと思いました。
ここから話題が変わりますが、ChatGPTをご存知の方は多いと思います。最近では、口コミに対する返答をChatGPTにお願いする医療機関やお店もあるそうです(噂ですよ)。今回、一つの口コミに関して、ChatGPTに返事作成をお願いしてみました。

上記が、ChatGPTが考えた返事です。本当に感心する文章を一瞬で作ります。こうなると、もっとアレンジを加えてみたいと思い、条件を “できる限り謝罪するよう” に変えてみました。

このように条件を変えたら、お返事はいろいろ作れます。
医療技術も日々進歩しています。医師の頭に多くの情報が入っていることも大切ですが、いかに、ChatGPTなどの技術をうまく使いこなすかが、効率アップにつながるなど良い医療の提供になると思います。
今回のブログのタイトルはChatGPTに手伝ってもらいました。ブログの出だしの内容をChatGPTに入れて考えてもらいました。ChatGPTにはブログの原稿の全文を入れていないためかしっくりこなかったので、今回も院長が考えたタイトルです。

当院で、今のところ口コミのお返事にChatGPTを使うことはないですが、もし、当院の“Googleのクチコミ”が1つだけになり、しかも★5でしたら、怪しいと思わずに見過ごして下さい(笑)。