本の紹介です

ブログ 2025年3月31日

こんにちは。時々、院内にある本を紹介させていただいています。今回は、「10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉」の紹介です。といってもなかなか10歳の子供が、こういった本を読むことはないと思います。大人の方も楽しめる内容ですので、良ければ読んでいただければと思います。

簡単に内容を紹介します。この本では主に哲学者の言葉を解説しています。“哲学者”と聞くと、難しい内容のように聞こえると思います。タレス、ソクラテス、ヒポクラテス、プラトン、アリストテレスなどの言葉が紹介されています。院長である私も会ったわけではないですが、多分、会ったら、彼らは普通のおじさんだったんだと思います。例えば、ソクラテスなら、「無知の知」、「ただ生きるのではなく、善く生きる」などが紹介されています。私は、高校生の時に社会は、“倫理政経”を選択していました。“倫理”では、偉人の考え方をしばしば習います。私が特に記憶しているのはパスカルという人です。パスカルは、「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦に過ぎない。しかしそれは考える葦である」という言葉を「パンセ」という本の冒頭に書いています。高校生の頃に、何とも言えない衝撃を覚えました。パスカルや“倫理“という教科の勉強が、私の人生にどのような影響を与えたのか全く分かりませんが、今でも記憶しています。ちなみに、このパスカルさん、パスカルの原理で有名な科学者でもあります。過去の偉人も、多分野にわたり活躍する二刀流、三刀流の人が多くいて驚きます。レオナルドダヴィンチなんて、何刀流かもわからないくらいですね。画家として、「モナ・リザ」、「最後の晩餐」など、解剖学者、数学者、土木学者など多くの分野で現在まで確かな足跡を残していて、チャットGPTも真っ青だと思います。

今後も書籍は追加していきます。当院での待ち時間が長くて本当に申し訳ありませんが、待ち時間を少しでも有意義に過ごしていただければと思います。